三浦しをんさん、やっぱり面白い!
この人のはエッセイも好きだけど、小説もやっぱり面白い。
今回のは高校を卒業して突然神去という小さな町に林業をするために
放り込まれたひとりの少年の話。
彼の目を通して、神去村のこと、そこで暮らす人々のこと、
林業のこと、村のしきたりやなんかが綴られているんだけれども
読みやすくてすいすいまるで自分がこの主人公になったかのように
一緒に経験してるようなそんな気持ちになる。
そしてその風景が自然と目に浮かぶから、物語に色が宿る。
余韻を残しながら、読んだ後、自分が神去村の一員になったような
そんな気持ちにさせてくれる。
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