9.13.2011

阪急電車/有川 浩


読み終わった後にほんわか、とあったかくなる。
人のつながりのあたたかみを感じさせる、そんな作品。
舞台はタイトルの通り阪急電車。
私は関西には馴染みがないのであくまで想像で読むのだけれども
これに乗ってる人、知ってる人はまた違った親しみを持ちながら読めるんだろうな。

駅ごとに主人公が変わるのだけれども
その主人公たちが密かに繋がっていてその繋がりがまた面白い。
何気ない”他人”が”他人”ではなくなる瞬間ってのもいいな。

それぞれの主人公たちの様子がすごくよく想像できて
有川先生らしく、胸きゅんなのも忘れずに
躊躇なく入れてきてくれてるので、そんなところもオイシイ。

そしてあとがきもちょっと面白かった。
担当のプリンセス大島さん(笑)
本編からあとがきまで楽しめて大満足。
映画もちょっと気になります。
この本を読んだ後だと、出演者みんな何気にイメージ通り。


2 件のコメント:

  1. amuさん、こんにちは。
    今日も暑いですね。こちらは33度の真夏日です。
    名古屋は蒸し暑いのがほんとつらいです。

    さて、この「阪急電車」って、有川さんの原作だったのですね。
    映画館で予告編を見たとき、本気で現代ホラーかサスペンスかと思っていました。笑
    中谷さんのウェディングドレスが怖すぎて…(綺麗すぎて)。
    戸田恵梨香さんが痛々しすぎて…

    でも、amuさんのレビューですごく読みたくなりました。
    有川さんの胸キュンはたまらないですよね。
    最近、新しい本を全然読んでいないので、とりあえずレインツリーと阪急電車は読むリストに入れました。うふ

    全然関係ないんですが、先日図書館戦争のアニメを動画サイトで見ていて、堂上教官の好きな本が、夏目漱石の「坊ちゃん」だったんですよ。私も夏目漱石がすごく好きなので、なんだか嬉しかったです。笑
    ちなみに、私は「こころ」が一番すきなんですが。

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  2. >ariさんへ

    こんにちは!
    本当になんか9月に入った途端暑くなったような気がします。
    数週間前まで涼しかったのに。
    なんなんでしょうか、この暑さは。

    そうそう。そうなんです、有川さんのです。
    あはは!確かに中谷さんは美人な分、緊迫感が漂いますよね。
    でも、中谷さんは本当にこの本の主人公にぴったりです。
    なので映画も楽しみ!

    今回にも胸きゅんがいっぱいつまってるので
    きっとariさんにも悶えてもらえると思います(笑)
    この阪急電車は読んだあとに本当にハッピーになるのでおすすめです。
    レインツリーは私もまだ未読なので、読んだらどうだったか教えてくださいね。

    ほうほう、アニメ!
    私、まだ見てませんが、堂上教官、坊ちゃんが好きなんですね(笑)
    私も「こころ」のが好きです。
    アニメ、私も動画サイトでみてみよ〜っと。

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