本好きには堪らない。
本を守るために闘う図書隊員たち。
そしてそんな彼女たちを取り囲む恋愛事情。
一冊で何度もおいしい。
読み出したら止まらなくて、読みながらにまにましちゃう。
シリアスから爽快コメディそして胸きゅん少女漫画風、すべて楽しめちゃう。
時代は2019年。
今からしてもそう遠くない未来だ。
表現を取り締まる法律が厳しくなって本自体の存在が危うくなっている未来。
一応フィクションとしての設定だけれども、実際ありえることのある未来の姿。
そして狩られていく本たちを守る図書隊。
この設定だけでもすでに興味そそられちゃう。
主人公の郁が面白い。
乙女とは言い難いじゃじゃ馬な性格なのに、恋しちゃうとホントに乙女だし。
でも性格がサバサバしてるから読んでて愉しいのです。
王子様を本気で追いかけてるところもいいのよ。
ちょっと(?)鈍感な彼女に振り回されてる教官の姿も面白いし。
堂上教官×郁のコンビはもちろんのこと、
小牧教官×鞠絵ちゃんの話も面白いし、
手塚×柴崎の関係も面白い。
それぞれの恋のゆくえを見守りながら楽しめちゃう。
本編はもちろんだけれども、それぞれの本につく番外編がまた面白い。
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