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3.12.2012

ヒューゴの不思議な発明

HUGO

マーティン・スコセッシ監督がファンタジー小説を元に映画を撮った!と注目された作品。
アカデミーでも多数ノミネートされて、いくつか受賞もした。
"感動のエンターテイメント"といわれてるけど、正直「感動!」ってのはなかったな。
でもじわじわとなんだか温かい作品だったと思う。

死んだ父親のメッセージが残されてるのでは…という思いで
壊れた機械人形を直していく少年が、ひょんなことからある人に"希望"を見せるきっかけとなる。
映画にちなんだ映画で、なんだか監督の映画愛みたいなのが垣間見えてよかったな。


公式サイト
http://www.hugo-movie.jp/

2.26.2012

movie nightな金曜日。


金曜日は旦那が休みだったのでゆっくり寝て、ドライブがてらにブランチへ。
カフェでゆっくりしたあとはブックオフに出かけてうろうろ。
夜は家でまったりしようということでツタヤに寄って、映画を2本レンタル。

Contagion
一本目は「コンテイジョン」 。ある日、未知のウイルスが発生したら世界はどうなってしまうのかというものなんだけど、豪華なキャストの割にまるでドキュメンタリーみたいに随分淡々と作られている。パニック映画を期待して観た人にとっては拍子抜けな作品でつまらないと思うかもしれないけど、私的にはいかにもなハリウッドアプローチじゃなくて、その客観的な観点から見つめているところに好感が持てたし興味深く見入ってしまった。

突然広がる未知のウイルス。まさにこの映画の宣伝文句のように”Nothing spreads like fear”だ。恐怖は何よりも早く広まる。状況がわからない時こそ、微かな情報に人は希望を求める。 それぞれの立場で、人はその時どう動くのか。状況や立場の違う6人の視点から淡々と描かれていくのがやけにリアルで、もしこんな風にウイルスが広がったら、まさにこんな風に大混乱に陥るんだろうなというのが想定できてちょっと怖くなったり。

最後にウイルス発生したDAY 1へと舞い戻って映画は終わりを迎えるのだけど、その終わり方もよかったな。どこで何がはじまるかなんてわかんないよなぁ。そう考えると当たり前だけど私たちは日々何が起こるかわからない中で生きてるんだよね。


X-MEN First Class
 2本目は「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」。どうやってX-MENたちが始まったのかという話。X-MENファンというわけじゃないから、実は今までのX-MENの話はぼんやりしか覚えてなかったんだけど、旦那がこのシリーズ好きなのでこの人は誰だとか横から説明を受けながら観ました(笑) 

まだみんな若くて、ビーストが今のビーストになる前はあんな感じだったのかとかなかなか面白かった。プロフェッサーがどうして車椅子に乗ってるのか、マグニートはどうしてダークサイド(スターウォーズじゃないけど。笑)になってしまったのか、とか。

1本目に観たコンテイジョンとはまったくがらっと変わってのSFものだったからこれはこれで面白かった。

2.23.2012

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

Extremely Loud & Incredibly Close
あの日父を失くした少年の、喪失と再生のものがたり

 9.11を取り扱った作品ではあるけれど決してそれだけに囚われていなくて
見る人によって、その人の状況や心の在り方によって、受け止め方は違うかもしれない。
それは少年の成長であったり、愛するものを失った人々の再生の物語であったり.
受け止めることであり、赦すことであり、 差し伸べることであり、前に進むことかもしれない。


大好きな父を亡くして、その父の喪失を認めきれずにいる少年。
亡き父のジャケットのポケットから見つけたひとつの鍵。
それはもしかしたら自分へのメッセージかもしれないと、少年はその鍵穴を探し出す。

父に近づくために始めた鍵穴探しの旅。
さまざまな人に出会いその最後に出会ったものは少年が期待していたものとは
違ったかもしれない。しかし、確かに受け継がれた亡き父の想い。
その父の大きな愛情と、母の静かな見守る愛情。

今年の漢字でもある『絆』が、映画を見ている間なんとなく浮かんだ。
誰しもが何かを抱えて生きている。
ついつい自分だけだと思いがちな時こそ周りに目を向ける強さがほしいものだ。

見終わったあとのなんともいえないじんわりとした温かみと余韻は
改めて映画の持つ素晴らしさを思い出させてくれた。


公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/extremelyloudandincrediblyclose/

2.13.2012

ドラゴンタトゥーの女

The Girl with the Dragon Tatoo
誰がハリエットを殺した?

原作はスウェーデン作家のミレニアムシリーズ。
そしてすでに作られていたスウェーデン映画のリメイク。
原作が面白くて嵌って、そのあとオリジナルの方の映画も原作に忠実で面白かったから
ハリウッドのリメイクの話を聞いたときは、正直ちょっと嫌だなと思ってたのです。
でも気になったので、見てみた。

正直にいうと、私は断然オリジナル派。

ルーニー・マーラのリスベット。
まずやっぱり主役のリスベットがなんだかか弱く見えてしまうこと。ルーニー・マーラが頑張ってるのはよくわかる。髪形やメイク、話し方、そして身体もちょっと鍛えたのかな?
そういうのもわかるんだけど、やっぱり一押し足りない。目力なのかな。
なんかね、どうしてもただのパンクの格好をしたティーンネイジャーに見えてしまうんだよなぁ。そして、汚れ役なのが、綺麗な汚れ役になってしまっているのもひとつの原因なのかもしれないなぁと思ったり。




オリジナルのリスベット。


 もしかしてオリジナルを見てないで、先にこっちだけみてたらそれほどまでの違和感は起こらなかったのかもしれないけど、どうしても私の中でリスベットはオリジナルの彼女になっちゃってて。

そしてこのハリウッド版でもうひとつ気に入らなかったのが(というかこれは、メジャーなハリウッド映画ではよく言えるんだけど)、どうしても主人公たちをくっつけたがるところ(汗) 確かに原作でも二人のセックスシーンはあるし、微妙なケミストリーがあるんだけど、どうしてもハリウッド版ではそこに焦点が当てられてて、なんだか陳腐な感じになってしまってる。

なんて色々文句いっちゃったけど、全体的にはなかなか面白かった。
他のキャストもなかなかのはまり役。
色んなところでルーニー・マーラの変貌ぶりばかりがもてはやされてるけど
ダニエル・クレイグはなかなかのはまり役!ボンドの時より好きかも。
そしてこの話なかなか過激なところが多いのでハリウッド版だと
色々カットしちゃうかなと思ったけど、忠実にされてたのもよかったと思う。


公式サイト
http://www.dragontattoo.jp/

11.27.2011

ラブ・アゲイン

Crazy, Stupid, Love

ライアン・ゴスリングが出る映画にはハズレがない、と思っている私。
この映画もとってもよかった!見終わった後のなんかあったかい、爽快感といったら。

ある日、長年連れ添ってきた妻に離婚を切り出された中年男。
その冴えない中年男演じるのがスティーブ・カレルなんだけど、なんてはまり役(笑)
この人のこういう役ってすごくぴったりなんだよね。
どうしたらいいかわからずバーに入り浸ってたら、毎回女の子を口説き落としていく男が
男としての魅力を取り戻すのを手伝うといいだしてくるんだけど。
このプレイボーイにライアン・ゴスリング!今回もいい役してます!
この女ったらしな彼が、ひとりの女の子と出会って、本気の恋をしていくのが可愛い。
いままでバーのセクシーな男だったのが、
はにかむ笑顔を見せるのがめちゃめちゃ可愛くて。ますますファンになっちゃうわ。

色んなところの付箋が最後にひとつになって
その偶然には思わず笑ってしまったけど、案外人生なんてあんなもんよねって思えてしまう。
人の縁なんてどこでどうつながってるかなんてわかったもんじゃないし。

夫婦愛に家族愛に、いろんなLOVEが出てきて
原題の通りに、まさしく、LoveはCrazyでStupidなのだ!

脇役のみんなも主役級の俳優陣が多いので、なんとも豪華なこの映画。
最近本ばっかり読んでた私だけれども、やっぱり映画っていいわって思わせてくれる1本。
ひとりでじっくり見るのもよし、大切な人と見るのもよし。
このホリデーにぴったりな1本。


公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/crazystupidlove/

8.31.2011

ステイ・フレンズ

Friends with Benefits

SEXしても友達。
それが二人のハッピールール?

ミラとジャスティンのラブコメ。
お決まりなテーマで、セックスフレンドから恋に落ちるというもの。
二人とも恋愛にはうんざりしてて、
面倒だから「セックスもする友達」という定義で付き合いだした二人。
もちろん男と女がそんなセックスだけして友達なんてできるわけないんだよね。

ミラ演じるジェイミーのビッチぶり(笑)に対して、
ジャスティン演じるディランのちょっと情けなさっぷりが可愛い。

この映画、何気に脇役が豪華なのよね。
ディランの同僚に、ウッデイ・ハレンソン。
アルツハイマーのパパ役には、リチャード・ジェンキンス。
ジェイミーのママ役に、パトリシア・クラークソン。
脇役がしっかりしてるので結構安心して観れる。
そして何故かオリンピックスノーボードで
金メダル穫ったショーン・ホワイトが本人役で出てるし(笑)

ちょっとラブコメ観たいって時にいいかも。

公式サイト

8.30.2011

未来を生きる君たちへ。

In a Better World
憎しみを越えたその先で
どんな世界を見るのだろう。

好きな監督の一人、デンマークのスサンネ・ビア監督の新作。
たまたま日本行きの飛行機の中であったので観る事ができた。
毎回この監督の作品を観る度に、心をぎゅっと掴まれたような気分になる。

この作品で彼女、今年度のアカデミー外国語賞を勝ち取ったわけだけれども
やはり私は彼女の撮るものが、撮り方が好きだなぁと改めて実感。

舞台はデンマークとアフリカの難民キャンプ。
ふたつのまったく異なる家庭に焦点を当て、そこからじわじわと進んでいく。

”暴力”と”愛”、そして”復讐”と”赦し”。
相違するものたちが、重なり合い交差していく。
私たちが毎日抱くまったく異なるともいえる感情たち。
そのひとつひとつは違うようで、うりふたつ。
ギリギリの境界線のところで成り立っている。

何処にいようと結局のところ人間が苦悩するその感情は同じもの。
もがき苦しみながら、必死に手探りに生きている。

張り裂けそうな緊張感のなかで、最後に残ったのは希望だ。

今回の邦題は、なかなかぐっとくるものがある。
私たち大人は見せていかなければならない。
未来を生きる子どもたちに。


公式サイト