10.30.2011

八日目の蝉

優しかったお母さんは、
私を誘拐した人でした。

原作がすごく心に残っていたので映画化されたと知った時は
見たいような見たくないような複雑な心境だった。
でも、評価も結構よくて、予告編でも引きつけられたのでやっぱり見てみた。
感想は見て良かった、かな。
原作とは異なるけれども、映画としては見ていて面白かったし
何より演じた女優陣たちが良かった。
今まで井上真央ちゃんを演技派という目で見た事はなかったけれども
今回のこの役で一気に見る目が変わりました。
これからの彼女が楽しみだな。

そして驚いたのが小池栄子さん。とても良かった!
あの無神経なずうずうしさとおどおどしさの奥に隠れた過去。
上手い具合にピースが嵌って、素晴らしかった。

それにしても原作でも思ったけれども
男たちの情けなさときたら……。
この映画に出てくる男たちみんなどうしようもない(汗)
それに関わる女がしょうがないといってしまえばそうなのだけれども
やっぱり根本的なところで、女って強いのよね、精神的に。

ん〜、原作とともにぜひ観てほしい作品。


公式サイト

0 件のコメント:

コメントを投稿

名前/URLを選択でお名前記入をお願いします。
(匿名でのコメントはご遠慮ください)