10.05.2011

あのひととここだけおしゃべり/よしながふみ


よしながふみさん、最近色々読んでるのだけれども 
ん~、面白いし奥が深い! 
普通のものから、ボーイズラブ、そして「大奥」とかもまず設定がすごい。 

そんな彼女の対談集ということで買ったんだけど、 
いや~、濃い!面白い! 
私は少女漫画も、少年漫画も、小説も、ボーイズラブもなんでも好きなので 
(つまり、オタクなのでしょう。ある意味で。(笑)) 
この対談集で書かれてることに、とにかく頷きつつ、ほ~、そうか~、 
そんな見方があるのか~、とか、あ、それ読んでない!とか思いつつ。 
とにかく濃くて、読み応え十分で楽しくてあっという間に読んじゃった。 

そして、よしながふみさんって、本当におしゃべりなんだな!(笑) 
ご本人もあとがきでいってらっしゃったけど、とにかく良く喋ってる(笑) 
いいな、私もオトモダチになりたいな~と思いながら。 



以下オタクトークです(笑)






読んでてそうそう!と思うとこが色々あったので抜粋。 

やまだないと×福田里香×よしながふみ 
私、この二人知らないのだけれども、3人の少女漫画トークは面白かった。 
時代が違うので、彼女達の語る少女漫画で知らないのも多いんだけど、 
それでもやっぱり少女漫画好き、というか漫画好きにはわかると思うんだよね。 
話の中で、男の人は自分がいなくても可愛い女の子がいれば感情移入できる。 
だから、触手でもいいんだっていってて(笑) 
でも少女漫画の場合は男のプロフィールが結構ちゃんと決まってるっていってて 
確かにそうだよなー、と。髪や目の色から、眼鏡あるなしとか色々あるもんな。 
あと山岸凉子さんの「アラベスク」とか出てきたりして、懐かしい! 
私、ぶあつい本持ってた! 
かと思えば、「スラムダンク」の同人誌の話になってたり(笑) 
私はよしなが先生が「スラムダンク」の同人を描いてることにびっくり。 
ぜひ、読んでみたい(笑) 

三浦しをん×よしながふみ 
三浦しをん先生、好きなんだよー。 
小説も好きだけどエッセイがまた面白くて好きなので、 
この二人のトークは面白ろかった! 
この対談で、この二人2回してて、一回目はフェミニズムについて。 
で、2回目はやおいは男同士でなくてもいい、という話について。 
この二人の話はもう本当に面白かった。 
二人とも本当に漫画が好きなんだな~というのがばしばし伝わってきて! 
少女漫画独自の手法とか、少年漫画ならわでは、とかやっぱり色々あるんだよな。 
私は基本どっちかというと少女漫画派で、 
少年漫画はスポ根ものぐらいしか齧ってないので、わかんないけど、 
でも漫画を読んでて、これ読みにくいなーって思って途中で辞めるのあるけど 
それもまた訓練なのかしらーとこれ読みながら思いつつ。 

そして、二人がBLだと色んなシチュエーションが書けるっていってたけど、 
これも確かにそうだと思う。 
少女漫画だとやっぱり絶対できない設定とかでも、 
BLだとバリエーションが広い、と。 
面白かったのが、<受け>と<攻め>とどちらに感情移入するか、という話。 
よしなが先生は、攻め、だと。 
私も基本攻めなんだよなぁ。 
でも、よしなが先生、小暮くんを!ってなんてマイナーな!(笑) 
三井×小暮なんて(笑) いや、三井くん好きですが。 

そして、此処の二人のやりとりに、納得。 

(以下、抜粋) 
三浦:女性は「女役」の<受>に当然自己投影するはず、という思い込みがあるのかもしれないですね。 
よしなが:やっぱり覗き見的な感じじゃないかと思って。もちろん<攻>がかっこいいのは重要なんだと思うんですが、でもそれも別に自分の彼氏にしたいからとかじゃないですからね。それだったら普通に少女マンガ読みますよね。 
三浦:大体まず自分とかけ離れた<受>が多過ぎますよ。 
よしなが:かわいいですよね、<受>が。多分ああいうのを女の子として描かれちゃうと腹がたつけど、男の子なら腹がたたないというマジックがありますね。 
三浦:そこでやっぱり客観性というのが一回働いているので、<受><攻>どちらかに感情移入しているのとちょっと違いますよね。女の子を主人公にする、でもこんなキャラだったら腹がたつという、少女マンガが抱えていた難しい部分をクリアするためにBLが生み出されたところもあるかもしれません。 
(抜粋、終了) 

いや~、まさにその通りのような気がする! 
確かに感情移入するというのとは違うんだよな~。 
で、そこからまたフェミニズムに入っていくわけなんだけど 
この二人の話は本当に面白い! 

こだか和麻×よしながふみ 
こだかさん、昔の作品は読んでたけどなー。 
今は結構絵が変わってる? 
この二人の中で、なぜ女の子はホモが好きなのかという話をされてて 
よしながさんが、ひとつは「女の子は女の子に憧れないけれど、女の子は男の子に憧れるからだと思う」っていってるんだけど、それは当たってるかも。 
男の人で、女になりたいっていう人あんまりいないもんな。 
でも女の子が男になりたいっていうのは案外よく聞くし、やっぱり女友達とは違うあの男友達の関係みたいなのに憧れはあるんだよなぁ。 
そしてヒゲ受け(笑) いや、私はいいと思うよ。 
むしろ読みたい。ぜひ、開拓してってください(笑) 

三浦しをん×よしながふみ 
やっぱりこの二人の遣り取りが面白い(笑) 
それにしても、しをんさん、直木賞受賞の時に「愛読書はBLです」っていったんだね。知らなかった(笑) すごい。尊敬。私も言おうかな(笑) 
ここで二人がBLを非難される時に結局ただのエロ本じゃないかっていわれるんだけど、確かにそうだけどそれだけじゃないみたいな話をしてて、それもまさにそうなんだよな。 
うんうん、そうなんですよ、それだけじゃないもんな。 
よしなが先生が女の子は男の人の何倍も抑圧されてて、その抑圧ポイントがそれぞれ違うから、その分萌えポイントもたくさんあるんだっていう話をしてて、ここでも前の話のときのようにフェミニズム的な話が出てくるんだけども、確かに女の人っては、男が考えている以上に大変だったりするもんだよね。 

そして二人してBLTVの話をしているのが面白い(笑) 
お二人でぜひベストヒットを飛ばして実現してください(笑) 

で、今回納得したのが、「恋愛より妄想のほうがドーパミンが出る」っていう二人の理論(笑) 
まさに、納得! 
よしながさんが、「妄想するドーパミンのほうが、恋をしているよりもはるかに多く出ているはずなの。だから、中毒になっちゃう。妄想のほうが快楽としての純度が高いんですよ」っていってるんだけど、これはまさに、もう当たってます(笑) 
昔から妄想少女だったので、(きっと女の子は大体妄想が好きだと思うんだけど)、まさに今でもきっと妄想してる時の方がドーパミンが出てるはず。 

羽海野チカ×よしながふみ 
「ハチクロ」の作家さんとの対談。これも面白かった。 
実は私は「ハチクロ」読んだけどいまいち良さがわからなかったクチで、 
そこから今の「五月のライオン」も立ち読みしてみたんだけど 
なんか読む気が起こらなくて、読んでなかったんだけど 
この対談読んで、もっかいトライしてみようかと思った(笑) 
そして、羽海野先生まで、スラムダンクの同人誌を書いてるなんて!(笑) 
私は逆にそっちが読みたいです(笑) 

他の人との対談でもしゃべってた”やおい”の定義。 
例で出されてたのが「トリック」の上田と山田とか。 
確かに、関係性でいえば、私も「NANA」のハチとナナの関係性はやおいっぽいとは思う。 
NANAは恋愛漫画っていうより、やっぱりハチとナナの関係性の漫画だし。 


他にもいくつかの対談が載っているのだけれどもとにかく面白い。

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